グリモワールの作り方3回目です
早いですが今回がラストです
前回は本の装丁に関わる部分でした
今回はよりグリモワールらしくする回です
本の装丁の仕上げ
前回はラストで、箔押しした合皮を本に張り付けました
まずは張り付け後の『合皮の余り』の処理についてです
『合皮の余り』にボンドを塗りましょう
ただし普通のボンドはNGです。ボンド木工用多用途 50Gにしましょう
これは『片面ならば合皮、塩ビで接着が可能』な優れものです
『合皮の余り』にしっかり塗った後は、合皮を内側に織り込むようにして固定します
100均からクリップを沢山買ってきましょう
一晩放置すればがっちり固まります
余計な部分はカットして魔導書本体は完成です!
ブックバンド装飾について
ブックバンドの『飾り』と『ベルト』について説明します
飾りパーツ
ブックバンドの『飾り部分のパーツ』は左から順番に下記(データはThingverseからどうぞ)
- 台座(book_band.stl):MDF3Dプリンター
- 飾り面(book_body.ai):レーザーカッター
- ピン(セリアで購入)
- 鍵穴飾り(book_band_concho.stl):光造形3Dプリンター
- バンド止め(book_band_acryl.ai):レーザーカッター
アクリル以外はボンドで接着すればOKです
飾りとアクリル板の背面には固定用にマジックテープを貼り付けます
バンドベルト
バンド部分は3㎝幅の赤の布ベルトを買ってきます、後は金具を少々(Amazonで購入
- 3㎝赤の布ベルト1m5cm:近所の手芸店
- ベルト金具(2個)
- ベルト淵金具
- カシメ(アンティークゴールド)
後は飾りとバンドを装着して完成になります!手順はこちら!
これにてアリスのグリモワール完成です!!
飾りの部分を簡単に作るには?
繰り返しになりますが、これらの手順は『量産向けの手順』です
1個作るのであれば、ここまで複雑な手順を踏む必要はありません
例えば、飾りの部分はダ100均で薄い木材を買って来てカットしたものに、しゃれたピンを刺せば十分にそれっぽく見えます
同様にバンドの部分も、ベルトをクロスさせて交差部分をボンドで接着すれば問題ないでしょう
要は、何に拘り、どこまでやるか?と言う問題です
あまり深く考えずに、まずはやってみる!ぐらいが丁度いいですよ!