前回に引き続き、我が家でフル稼働中のPhotonの話です。
今回は『材料購入』『設定値とTips』について現時点での最適解を書きます。
Photonの材料購入
Photonは光造形機なのでその材料は「液体レジン」になります。
これはAmazonや楽天でも購入できるのですが、ハッキリ言って日本での購入は高いです。
では、どこで買うかと言えば中国のアリエクスプレスです。
Smarter Shopping, Better Living! Aliexpress.com…
元々、Photonの製造メーカーは中国のAnycubicで、その会社の直販サイトになります。
ぶっちゃけ日本で買う価格の半値で買えます。
クレジット決済で普通に買えますので日本で買うよりも断然お得!
後、日本では買えないような1Lボトルでの購入も可能なので「俺は3Dプリンターでプロダクト生産するんだ!」と言う方にも優しいです
注意点は注文から手元に届くまで、大体2週間くらいかかる事。
計画性を持って注文しましょう。
スライサー設定値とTips
前回の投稿でも書きましたが、現在のところ3Dプリンターは「設定を細かく指定してやらないと上手に出力されない」難物です。
今の処、自分のPhotonで上手く出力がされている設定値は下記です。
抜粋すると
- Layer thickness : 0.05(1層の厚さ)
- Normal exposure time : 8 (1層のレジンを硬化させるための光照射時間)
- Off time : 3 (1層を硬化させる毎にライトを休ませる時間)
- Bottom exposure time : 100 (底部の1層のレジンを硬化させるための光照射時間)
- Bottom layers : 6 (底部の層の枚数)
個人的に大切な数字は Bottom exposure time :100 と Bottom layers : 6 だと思ってます。
と言うのも、この数字がプラットフォームへの食いつきにかかる数字だからです。
最初にちゃんとプラットフォームに食いつかないと、前回の様に端から剃れて行ったりするわけですね。
プラットフォームへの食いつきを良くするためのTips
単純にプラットフォームに接する面積が大きければ、食いつきは良くなります。
例えば、今作っている咲夜のナイフの刀身も食いつきを良くするために、3Dデータ上では底部の面積を増やしています。
割とこういう、細かい小技がプリント成功率を高めます。
今、Photon本当に安売りしてるので興味を持った人は買ってみると良いですよ!